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24,10,2005


Seine

本日、雨なり。今日の予定はチーフの希望、セーヌ川遊覧だ。果たしてどのような遊覧になるのか。晴れより雨の日の方が少ないのであれば、ある意味ラッキーかも。
廉価な遊覧はバトー・ビュスが一番。屋根もガラス張りで船内からでも見晴らしが良い。
乗船はエッフェル塔を予定。
今日もダイニング一番乗り。8:00am前にホテルを出発。
メトロG エコル ミリテール駅を下車。
  バトー・ビュス乗り場へはメトロ ビル・アケム駅が近いがマルス公園からエッフェ
  ル塔に映るシャイヨー宮が観たくてあえて遠いエコル ミリテール駅にする。
地上に出ると左手に旧陸軍仕官学校が目に入る。
反対側を眺めると、シャイヨー宮をまたいだエッフェル塔の雄姿が現れる。
シャン・ド・マルス公園を通り抜け、入場を待つ大勢の観光客を尻目に、エッフェル塔の真下を潜り抜ける。
信号待ちの間に、川向かいのシャイヨー宮を何気なく見入る。現在のシャイヨー宮は、パリ万博に完成したパリの中では最も新しい建物で、歴史の重さを感じさせない。
イエナ橋に到着。階段をゆっくり下りると船着場がある。

今回、バトー・ビュスでセーヌをプチ巡りと参ります。
イエナ橋から植物園までの橋をスナップ。
バトービュスは15分から20分間隔で発着しているので、観光の足にすれば便利がよい。

バトービュス乗り場から観たエッフェル塔

バトービュス乗り場

旧陸軍士官学校からのエッフェル塔
このアングルを期待していた。

バトービュス1番目の橋、イエナ橋から出発

橋の左側はエッフェル塔、
右側はシャイヨー宮

2番目の橋ドゥビリー歩道橋
バトービュスの船内から撮る。

3番目の橋アルマ橋

アルマ橋から観るエッフェル塔

@ イエナ橋

1813年完成。1806年のイエナでのナポレオンの大勝利にちなんで現在の名前がついたという。

B アルマ橋

1856年完成。仏英連合軍がロシア軍に
勝利したクリミア半島の地名に由来。

アンヴァリッド橋から進むと右手にパリ・アメリカ教会がある。

batobus

(バトー・ビュス)

遊覧船ではないが、水上を走る
バスとして便利である。ルートは
エッフェル塔から
オルセー美術館
サン・ジェルマン・デプレ
ノートルダム
植物園
パリ市庁舎
ルーヴル
シャンゼリゼ。
1日乗り放題で11ユーロ。

5番目の橋 アレクサンドル三世橋

4番目の橋 アンヴァリッド橋

アレクサンドル三世橋からグラン・パレのドームがチラッと覗く。

アレクサンドル三世橋の20Mの柱頭。

D アレクサンドル三世橋

1900年のパリ万博に合わせて出来る。
パリを代表する豪華絢爛な橋だ。

C アンヴァリッド橋

1829年に架設された橋は鉄製の
吊橋しだったが、パリ万博を機会に
石橋に改築された。

A ドゥビリー歩道橋

E コンコルド橋

6番目の橋 コンコルド橋

右手にコンコルド広場の
オベリスクが見え隠れする。

       コンコルド橋とブルボン宮
ブルボン宮は現在、国民議会が
置かれている。セーヌの映える白亜の
殿堂
ギリシャのパルテノン神殿に
似ているかのようだ。

左岸のブルボン宮と右岸の
コンコルド広場を結ぶ橋。
歴史はフランス革命に及ぶ。

F ソルフェリーノ橋

7番目の橋 ソルフェリーノ橋

ソルフェリーノ橋とオルセー美術館

G ロワイヤル橋

8番目の橋 ロワイヤル橋

もともと駅であったオルセー美術館

H カルーゼル橋

9番目の橋 カルーゼル橋

広いルーヴル美術館の中ほどにある橋。
バトービュスの発着場があるが対岸のサンジェルマン
デ・プレで下船しカルーゼルを渡るのも良いかも。

I ポン・デザール橋

10番目の橋 ポン・デザール橋とルーヴル

J ポン・ヌフ橋

11番目の橋 ポン・ヌフ橋

K サン・ミッシェル橋

12番目の橋 サン・ミッシェル橋

シテ島サント・シャベル
パリ最古のステンドグラスで知られる教会。

セーヌと橋

13番目の橋  アルシュベシェ橋 

L アルシュベシェ橋 

14番目の橋 トゥールネル橋

M トゥールネル橋

15番目の橋 シュリー橋

N シュリー橋

イエナ橋から植物園までの橋の数は正確には16だったと記憶する。数は重要ではないので悪しからず。
エッフェル塔からシャッターを気にし過ぎて、橋や川岸の風景をゆっくりと観光できず。
矢継ぎ早に植物園に到着。典型的な日本人の観光だ。
ゆっくりと旅情を楽しむことが出来ず、次回にはもう少しのんびりと観光できればと悔やむ。
チーフの感想は 雨のセーヌを遊覧できてよかった。すばらしかった。セーヌからの眺めは、陸から観るのとは随分違った佇まいが垣間見れた。との事。深く感銘を受けたようだ。
陸からの目線とは違うことで先入観や固定観念を覆すことになるかも。
仕事でも大切なことではあるまいか。
いや、日常でも。
ここでセーヌをUターンしパリ市庁舎で下船する。

ノートル・ダム寺院

1320年完成。
我らの貴婦人 聖母マリアに捧げられた聖堂。

2002年に架け替えられた橋で歩行者専用。オルセー美術館見学の後、右岸に渡るのに便利。
橋の上にはベンチもある。

セーヌを行き交うバトー・ビュス

1804年に完成したパリ最初の鉄橋は
ルーヴルと学士院を結ぶ芸術橋の名を
持つ。

400年前に完成。パリ最古の橋。
映画 ボン・ヌフの恋人 の舞台に
なる。

1857年に現在の姿になる。
14世紀以来、4度にわたり
架け替えられる。

ここから望むノートル・ダム寺院は
パリで一番と評されているらしい。

1876年築。右岸はバスチーユ
左岸はパンテオンが望める。

シテ島南端

1939年に鉄橋から石橋に改築された。

1685年完成。
設計はヴェルサイユ
宮殿と同じ建築家。

2005

イケメンの若いお兄さん2人が
案内してくれる。操舵室は
飛行機のコックピットのようで
ハイテクを感じ、安全で安心が
乗客に伝わる。

コンコルド広場

意味は和合、調和。フランス大革命の主要舞台で歴史的な広場。ここがかって歴史に残る処刑場で、マリーアントワネットの哀しい舞台となる。

次のリポートは2006年11月の予定

2006パリレポート・ヴェルサイユ